日本には「たしなむ」という言葉があります。
「たしなむ」という言葉は、「can」とは少し違います。
〜について「できる」「極めている」ということではなく、お気軽でありながらも、本質的な部分を知っているという
〜について「楽しみ方や面白味を知っている」、という意味合いが感じられます。
「たしなむ」という言葉は、「like」とも少し違います。
ただ、好きでやっているのではなく、その楽しみを、誰かと共有するという前提があります。
つまり、「たしなむ」という言葉には、人と人とのよい関係づくりへの心づかいを含んでいるのです。
楽しさからはじまる「学び」関係性をつくる「デザイン」
「学び」と「デザイン」が交差するみんなにとってのいい感じの社会へのヒントが「たしなむ」という言葉の中にあるのかもしれません。